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受験

埼玉県私立入試の基本からわかり易く

埼玉県の引っ越してきたかたや初めてのお子様が高校入試を埼玉県で受ける方へなるべくわかりやすく説明していきます。よって大筋をおった説明になりますのでご了承ください。

細かいところまで説明しすぎないように気をつけていきますので細かいところが気になる方はお手数ですがお問合せください。

 

早速ですが埼玉県の私立高校推薦入試は他の都道府県とはかなり異なります。

押さえておかなければいけないポイントは…

 

埼玉の私立は一部の学校を除いて推薦入試ですべて決まるということです。

 

推薦入試というと面接というイメージか、テストがあっても簡単なものという形で理解しているのではないでしょうか。そして推薦がだめなら後で一般入試を受けるというのが持たれているイメージだと思います。また、推薦を受けるのは私立第一志望の生徒で、公立(県立)第一志望者は一般入試を受けると考えている方もいると思います。

 

ところが、埼玉県の場合、一部の学校(慶応志木・早稲田本庄・立教新座)は上記のような制度を利用しますが大半の県内私立高校は推薦入試でほぼ定員が埋まり、一般入試があってもそれは2次募集的な形で少数の募集になっています。私立第一希望者は単願推薦を、公立第一希望者は併願推薦という形でいずれも私立の推薦入試を受けることになります。(少数ですが県立1本という場合もありますが)また、隣接する都内私立では一部埼玉方式を埼玉の中3受験生に適応するということもあります。つまり埼玉県の入試=推薦入試ということが完全に根付いているのです。

 

 

 

 

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2016年06月14日

埼玉県私立推薦入試2 個別相談

前回は埼玉県の私立高校入試はほぼすべての生徒が推薦入試を受けることになるというお話をしました。

今回は埼玉県私立入試に欠かせない制度について説明していきます。

 

それは個別相談(事前相談)という制度です。(一部の難関付属を除く)

 

かなり昔に遡りますが、以前埼玉県の私立入試では偏差値輪切りということが行われていました。

中学校の先生と高校の先生の間で相談をしていました。

そこでは、確約という言葉も…、その後いろいろあって今の形になったのです。

いろいろの部分は話が長くなるので別の機会で。

 

話を戻しまして、個別相談とは何かというと、保護者・生徒と私立高校の先生の間で事前に合格の可能性について相談を行う制度のことです。

時期は2学期の10月~12月に高校の説明会と同時開催でれることが多くなります。

中には事前に予約を取らないといけない学校や面談の日を別に設けるケースもあります。

では、何をもって合格の可能性を相談するのかですが、それは中学校の3年1学期or2学期の通知表。

9月(7月)以降の北辰テストの偏差値で相談します。

そしてこの相談なしに受験をすることは可能ですが合格の可能性は極めて低くなります。

相談なしに受験をするのは無謀ということになります。

 

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2016年06月14日

29年度埼玉県公立入試 理科・社会の変更点

29年度の埼玉県公立入試の変更点を見ていきたいと思います。

学力検査において2点ありますが今回は理科・社会の変更について見ていきます。。

 

変更点1 理科・社会の学力検査時間を現行の40分から50分に変更

 

何故このような変更が行われるのでしょうか。またその影響はどんなところに現れるのか考えてみましょう。

 

県の教育委員会からは目的が次のように発表されています。

受検生一人一人の基礎的な知識及び技能、思考力・判断力・表現力等の能力を、より一層適正に測るため。

 

まずは文の最後に出てくる「より一層適正に測るため。」に注目すると、今回の理科・社会の変更に関しては次の様に考えることができます。

理科・社会については資料の読み取りからその場で考察をし、更に記述するということで時間が足りなくなるということが起こっていました。

理科では計算問題も出題され更に時間の不足が生じる結果に。

 

それによって平均点が低くなり差がつかなくなってしまうということがありました。

そこで、テスト時間を増やすことでじっくり問題に取り組んで欲しいということになったのでしょう。

時間が足りないのでテスト時間を増やすのですから、問題数や難易度には影響が無いと思います。

別の見方をすれば今後も技能・思考力・判断力・表現力を問う問題が今後も多く出題されるということです。

影響が出るのはテスト時間が不足する受験者層になります。

つまり、50分でになっても解けないので時間が余る受験者層にとっては今までと何も変わらないということになります。

75点以上を目指す受験者層では差がつくテストになるということです。

理科・社会が得点源となるように確実に得点を稼げるようにしっかり対応しなければならなくなります。特に上位の学校を考えている人は5科目で400点以上を取るためには苦手科目は克服する必要が出てきます。

 

夏期講習は理科社会を振り返る絶好のチャンスです。

どうしても時間のかかる理科社会の総復習は夏期講習で取り組みましょう。学習塾アプトでは100時間チャレンジで応援します。

 

 

 

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2016年06月14日

29年度の埼玉県公立入試の英語・数学の変更点1

29年度の埼玉県公立入試の英語・数学の変更点を見ていきたいと思います。

 

前回は理科・社会の話でしたが学力検査において英語と数学に変更点がもう一つあります。

①理科・社会の学力検査時間を現行の40分から50分に変更

②英語・数学の学力検査において取り組みやすい問題を増やす

学校の判断により、例外的に問題の一部に応用的な内容を含む学力検査(「学校選択問題」という。)を実施することができる。

 

この2点が29年度入試(現中3)からの変更点です。

今回は②について何故このような変更が行われるのか。

またその影響はどんなところに現れるのか考えてみましょう。

 

県の教育委員会からは目的が次のように発表されています。

受検生一人一人の基礎的な知識及び技能、思考力・判断力・表現力等の能力を、より一層適正に測るため。

 

英語・数学のうち特に数学については正解率が1%未満の問題が全国的に見ても難しい過ぎるということで話題になりました。県知事から指摘をされ何とかしなくてはということになったのでしょう。その答えが今回の改革ということなのでしょう。

 

超難問を減らせばいいのではと思うのですが技能、思考力、判断力、表現力を等の能力をより一層適正に測る為には欠かせないということでしょうか。

今回は易しい問題を増やすけれど難問も残すためにテストを2つに分けたようです。

以前は都立のような独自問題を前期入試で行っていた時期もありましたが今は1本化されているので易しくはできなかったということでしょう。

学習塾アプトでは数学の変更の分析を行い対策を立てていきます。英語についてはすららの高校版も使い対策を立てていきます。

 

次回は入試への影響について考えていきます。

 

 

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2016年06月14日

初心者のための埼玉県公立入試12

受験情報 · 埼玉県公立入試

前回の続きです。

大宮高校と川越女子はどちらも学力検査の結果を重視する高校だと選抜基準の冒頭に書いてあります。

では、どちらがより当日の点数で合否が決まり易いかを例を挙げて説明します。

例えば、評定が次のような3人の生徒がいたと仮定します。

 

評定以外の点数は何点になるかはわかりませんので、ここでは3人とも同じだったとします。

合否が決まるのは合計点なので3人の点差が大事になります。

B美とC代の差は0点です。この二人は学力調査の点数で合否が決定します。

ここでわかるのは中学3年生の評定が大事だということです。

さらに、1:1:3ならばB美とC代は逆転することになります。

本題はA子との点数の差(13点)が大宮高校を受けた場合と川越女子を受けた場合でどうなるかということです。どちらも調査書の点数を334点満点に換算するのですが元の満点が異なるため次のような換算をすることになります。

大宮高校360→334

川越女子240→334

すると、大宮は334/360倍(およそ0.93倍) 川越女子は334/240倍(およそ1.4倍)です。

その結果はどうなるかというと

大宮高校では13点差→12点差(内申点の差が圧縮された)

川越女子では13点差→18点差(内申点の差が広がる)

 

2次選抜では

大宮高校13点差→8点差(1次選抜より圧縮率が大きい)

川越女子13点差→12点差

大宮高校は圧縮率が大きいので差が大きいほど効果が大きくなります。

内申の差が30点あっても2次選考では18点差になってしまいます。

つまり内申が悪くても点数を取って逆転で合格しやすくなるということです。

この結果より川越女子よりも大宮高校の方が点数重視の傾向が強いということになります。

 

 

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2016年06月02日

初心者のための埼玉県公立入試11

受験情報 · 埼玉県公立入試

今回は少し例を挙げて説明します。

 

前回6:4の学力重視であった場合調査書の満点は334点になるという話をしました。

例えば表は大宮高校と川越女子の選抜基準です。

こちらをを見てみると1次選抜、2次選抜ともに満点は同じになっています。

 

 

違いは何かというと

大宮高校

○学力検査の扱い                       [500点]

○調査書の扱い  学習の記録の得点 1年 2年 3年=1:1:2     (180点)

特別活動等の記録の得点             (90点)

その他の項目の得点                (90点)

合計[360点]

川越女子

○学力検査の扱い                       [500点]

○調査書の扱い  学習の記録の得点 1年 2年 3年=1:1:2     (180点)

特別活動等の記録の得点             ( 30点)

その他の項目の得点               ( 30点)

合計[240点]

 

特別活動の記録の得点とその他の項目(太字の部分)が違います。さて、この違いをどう見ますか。どちらの高校も学力検査の結果を重視するとなっています。

より学力検査の結果(当日の結果)が合否を決めるのはどちらの高校でしょうか。

次回例を挙げて解説します。

 

 

 

 

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2016年06月01日

初心者のための埼玉県公立入試10

今回は学力検査と調査書の点数のそれぞれの重みについての話です。

各高校、及び科ごと(理数科や外国語科)に1次選抜、2次選抜においてどちらを重視するかを決められるということになっています。

詳しくは各学校の選抜基準をご覧ください。

(28年度のものはこちら)

29年度入試のものは7月に発表されます。

 

 

28年度までで見ると学力重視の学校の方が割合は多くなっています。

1次選抜では学力:内申=6:4~4:6、2次選抜では学力:内申=7:3~3:7までが範囲になっています。

例えば学力重視の学校であれば、1次選抜は6:4、2次選抜は7:3とする場合が多くなります。

他には1次選抜では5:5つまり学力検査の結果と調査書の点数を同等に見て2次選抜では学力検査の結果を重視するなどいろいろなパターンが存在します。

 

調査書の記録の合計点は違っても例えば6:4であれば学力検査は500点満点と決まっているので(傾斜配点は除く)6:4にするために調査書の満点を334点になるように換算します。

この部分が入試をわかりにくくしている部分になっています。

学力検査の結果と調査書の点数は正の相関を示すので学力だけで受験校を決めてもそれほど問題はないかもしれません。

一般にはそこまで気が付かずに受験している人が大勢いるのかもしれません。

知らぬが仏とも言いますので…。

 

 

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2016年05月31日

初心者のための埼玉県公立入試9

またまた前回の続きです。

前回検定などの資格試験では無理をして取りに行かなくてもその労力を受験勉強に向けたほうがほとんどの場合は合格への近道だという話をしました。

ただし、「学校選択問題」を採用する高校に関しては英検準2級の取得を一つの目標に勉強していくことも考えましょう。

 

平成29年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における学校選択問題実施校についてはこちらをクリック

 

ただ、受験学年でない場合は早い段階から(小学生や中1・2)先取りで余裕をもってとっていくのが理想と言えそうです。直前に無理して取らなければならないという事態は避けたいところです。

 

その他の項目については満点がそれほど高くない場合はあまり差が出ないので過剰に反応することは必要ないと言えます。

受験校が絞られてきたら一つ一つの高校を見ていかなくてはなりません。

しかし、どれほどの差ができるものなのかはブラックボックス(細かい配点は個々にでない)である以上どうしようもありません。

当初埼玉県では入試をわかり易くするということで加算方式に変えましたが本当にわかり易くなっていると言えないのです。

ここでは詳しく書けませんが高校ごとの思惑がいろいろ入っている部分と言ってもよいところです。

 

いずれにしても、受験学年の7月にならないと該当する受験年度の表かは変わるので前年までの基準を信用しすぎないように早めの準備をしておくことが重要です。アプトでは英検の取得というような講座もオーダーできます。受験はすでに中学入学から始まっています。

もっと聞きたいという人はこちらをクリック

 

 

 

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2016年05月30日

初心者のための埼玉県公立入試8

今回も前回に引き続きその他の項目についてみていきます。

確実に違いが出るのは資格の取得なのですが次に主なものを上げました。

検定としては、漢検、数検、英検、TOEIC、TOEIC Bridge、TOEFL、毛筆・硬筆検定、珠算検定、柔剣道段位、囲碁、将棋など変わったものもあります。

 

高校により基準にかなり差があります。

また、細かい基準を出している場合は取得困難な級で与えられていることも多いです。

例えば英検の2級になると高校卒業レベルですし、準2級でも高校内容になるので取得するのは容易ではありません。

なかには、TOEIC、TOEIC Bridge、TOEFLの様に英語系の検定では中学生では普通は受けないだろうというものもあります。

それでも加点をするためにチャレンジしたほうが良いのかですが、ある先生によるとケアレスミスを2、3問すれば無くなってしまうほどの差しかないとのことでした。

高校ごとに点数は違いますので一概には言えないかもしれませんが検定一つで受験結果が決まってしまうようなことは無いということです。

持っているに越したことではないが絶対になくてはいけないということでもないです。

もちろん、それだけで受かるというような点数がもらえることも無いようです。

つまり、資格を取るための特別な勉強をするくらいならその分受験勉強をしたほうが合格の可能性は高まるということです。

ただし、英検準2級に関しては今年から少し事情が変わりました。高校範囲だからと切り捨てないほうがよい高校もあるからです。

どういうことかはまた次回。

 

 

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2016年05月29日

初心者のための埼玉県公立入試7

今回はその他の項目の得点を見ていきます。

特徴としては満点が特別活動の記録と比べると低くなっている高校の方が多くなっています。中には特別活動の記録と満点が同じになっている高校もあります。

ほぼすべての学校では次の2つの事柄が評価の対象になっています。

○ 総合的な学習の時間の記録

○ 資格取得

3つ目としてはが次のようなものも見られました。

○ 出欠席の記録

○ 川越市立高等学校「地域特別選抜」

○ 社会体育:関東大会出場選手、その他顕著な活動や実績を有する場合

 

総合的な学習の時間の記録についてはほとんど差がつかないのではないかと思われます。

その理由は検定とは違い全員が学習することであり、先生が書く内容はで点数がつくので明確な差がつかないことが考えられます。

出欠席の記録を見る高校はどういう意図を持っているのでしょう。

どちらかというと欠席が多いと不利になるということでしょうか。

私立の推薦入試では欠席日数によっては推薦が受けられないというものでした。

同じような意味合いかもしれません。

 

市立川越では

○川越市立高等学校「地域特別選抜」

「志願書」の記載内容をもとに得点を与えるというものもあります。

 

前述したとおり一つ一つに何点とは出ていないのであるに越したことは無いと考えておいたほうがよさそうです。ただ、確実に違いが出るのが検定です。これについては次回に説明します。

2016年05月27日

初心者のための埼玉県公立入試6

内申書はこちら

特別活動の記録の得点にはどんなものがあるのか見ていきましょう。高校ごとに違いはあるものの主に以下の内容になっています。

○ 学級活動

○ 生徒会活動

○ 学校行事

○ 部活動

○ その他

○ 調査書の「5その他」欄に記載された活動

○ 社会活動

 

前回も書きましたがその一つ一つに何点与えられるのかは公表されません。

例えば学級活動では学級委員や委員長の様に具体的に書かれている場合と評価できるものや活動が顕著であることのように曖昧なものがあります。

生徒会活動は評価の対象として書いてあることが多く見られます。では、会長だから点数が高いのかどうなのかは全く分かりません。中には区分を分けて表示している学校もあるのでそういう学校は活動内容によって評価の仕方が変わるものと思われます。

 

部活動に関しては部長が評価の対象になっているところもあります。

どこまで勝ち進んだかの基準が書かれている学校がほとんどです。

こちらもどの大会へ出場したから何点とかはわかりません。

学校以外の活動で全国大会などを評価される場合もあります。ボランティア活動なども評価対象です。

 

点数が加算されるので参加する意思があれば積極的に参加するのは悪いことではありません。

ただし、会長が絶対的に有利かどうかはわかりません。また、かなりの得点を貰えるのかもしれませんが自分以外に受ける人が全員会長なら話は別ですがそんなことは絶対に起こりません。

 

特別活動に何もないから不利というわけではありません。やりたくないのに無理に立候補したりする必要はありません。人の役に立ちたいと思ったら純粋な気持ちで立候補すればいいのです。

2016年05月26日

初心者のための埼玉県公立入試5

埼玉県公立入試調査書の扱いの続きです。

前回までで学習の記録の得点の話をしました。今回は特別活動の記録の得点とその他の項目の得点について話をします。

 

ところで学力検査の点数と調査書の点数の合計(面接がある場合は+面接の得点)で合否が決まるため調査書を点数化することになります。このとき学力検査の点数は評定が数字であらわされるため合計することで自分の点数を容易に出すことができます。

 

これからお話する特別活動の記録とその他の項目の2つについては学習の記録の得点とは大きく異なります。

特別活動の記録とその他の項目の得点は点数化されたものを保護者や本人は見ることができません。

何故ならば各高校から出されるのはそれぞれの満点と、評価する事柄の項目だけが提示されるだけだからです。

 

調査書を書くのは中学の先生ですが点数をつけるのは高校の先生ということになります。さらに、この2つの項目については開示の対象にもなっていませんので完全にブラックボックスとなっているのです。

 

このことで起こる逆転現象の数は全体から見れば多くはないかもしれませんが一応頭に入れておいたほうがいいでしょう。ブラックボックス化しているためにいろいろな憶測が飛ぶこともありますが気にしすぎても仕方がありません。受験のために生徒会をやったり部長になったりするものではないと思います。

 

次回はそれぞれの項目としてどんなものがあるのかを見ていきましょう。

2016年05月25日

初心者のための埼玉県公立入試4

ところで学習記録の評定が1年から必要だということをお話しました。

1・2・3年の評定は各45点満点です。

そのまま合計すれば135点満点ですが、そのまま合計した数字が点数ではありません。

高校によって学年ごとにウェイトをかけることができるのです。

直近の中学3年の成績を重視するならば1年:2年:3年=1:1:3となることが多いです。

この場合45+45+135=225点満点となり3年が1,2年の3倍の扱いになります。

1年、2年、3年を同等に扱うのならば1年:2年:3年=1:1:1となります。

この場合は45+45+45=135点満点になります。

他にも1:1:2や2:2:3などのような中間型もあります。

 

一昔前の調査書(相関法式のころ)では中3を中心にして中1、2を加味するというものでした。当時、比率などは公表されていませんが、今の比率でいうと1:1:8などと言われていました。

そこまでではなくとも、中3より中1、中2が重視されることはないので中3がより大切になります。

 

また、この比率は毎年変更が可能になっています。

中1:中2:中3の比率は受験をする中3の7月にならないとわかりません。

現在中1、中2の生徒は今からしっかり意識をして、どちらに転んでもいいという状況にしておいたほうが良いということになります。

 

 

中学1年生は初めての中間テストを受けるところだと思います。今回の結果も受験に関係するということになるのでしっかり対策をしましょう。

2016年05月24日

初心者のための埼玉県公立入試3

今回から調査書についてもう少し詳しく見ていきます。

 

 

埼玉県公立28年度入試調査書はこちら

 

学習の記録

学習の記録は評定と言われるものでその点数は保護者・生徒も知ることができるものです。3学期に渡される通知表の4列目(2期制ならば3列目)の数字がその学年の評定となります。

 

評定は通知表の1学期~3学期(前期・後期)の平均で付けられることがほとんどです。

平均で付けられるということは次の場合はどうでしょう。

1学期3 2学期3 3学期4

(3+3+4)÷3=3.3333… となりますのでほとんどの場合3となりますが、必ずしも3とは限りません。

この場合4になることもあります。同じ3でも4に近い3か、2に近い3かで変わってきます。3が2回続いたからもう4は無理だと思わずに、最後まであきらめずに頑張りましょう。

また、3だからと安心していると3,3,2で2ということもあり得るということです。通知表では3は安心できる数字ではないということです。また今の通知表は絶対評価で付けられるものなので3は真ん中ではないということも言えます。

 

 

定期テストではどうしても主要5教科(英数国理社)に目が向きます。しかし、評定は9教科であるということを1年の最初から意識しておいたほうが良いでしょう。後になってあの時もっとやっておけばとならないために提出物・授業態度にも気を付けたいところです。成績というと主要5教科にとらわれがちですが実技であっても5は5です。実技が得意という人は稼げるところでしっかり稼いでおきましょう。

 

「公立入試は入学してからすでに始まっている」ですね。

2016年05月23日

初心者のための埼玉県公立入試2

得点の付け方

学力検査の点数は500点満点(英数国理社 各100点満点)。ただし、傾斜配点を除く。

そして内申点は高校ごとに満点が異なります。そして内申点の満点を調節することで学力検査の点数重視か内申点重視かが決まってきます。偏差値の高い学校ほど学力重視の傾向が強くなりますがどのレベルであっても内申点が無くて良いとはなりませんのでしっかりと中学校の勉強及び活動にしっかり力を入れましょう。

 

それでは、内申点とはどのように決まるのかを見ていきましょう。内申書は入学願書とともに提出されるもので書くのは中学校の先生です。それを受け取った側の高校で点数化します。次の3つの項目に学校ごとに満点を決めてあり、例年7月にその年の選抜基準が発表されます。29年度入試の選抜基準はあと2ヶ月ほどしないとわからないということになります。

 

・学習の記録           9科の5段階評価(通知表)学年ごと

・特別活動などの記録       生徒会活動 学級活動 部活動など

・その他の項目          検定 資格 総合的な学習の時間の記録など

 

内申書はこちら

 

この3つの合計点×係数が内申点と呼ばれるものです。係数によって最終的に満点が決まる。

 

次回はその3つの項目を細かく見ていきましょう。

2016年05月20日

初心者のための埼玉県公立入試1

年度の呼び方

入試では●年度入試という呼び方がよくされます。

今は平成28年なので、現中3生が受ける入試が29年度入試となります。

29年度入試とは来年の3月に入試を受けるので29年度入試と覚えていれば問題ありません。

本来は、29年度の高校1年生を選抜する入試が29年度入試となります。

ちなみにですが「平成29年度埼玉県公立高等学校入学者選抜」というのが正式な名称です。(以下29年度入試)

教育委員会のホームページなどを見る機会がある人は覚えておいたほうがいいでしょう。

29年度入試から学力検査に変更がありますがそれはまたの機会で取り上げます。

 

 

公立入試の選抜方法

私立高校は日程さえクリアできれば何校でも受けることができます。そして私立では事前相談がほぼ合否を決めるということになっています。

では、埼玉県公立高校は何校受けられるでしょうか?

答えは1校です。(国立をうけると最大2校です。)県立高校は1校しか受けられず、チャンスは1度です。以前推薦入試があったころは2回チャンスがありましたが、今となってはどちらが良いのかわかりませんが…。

 

選抜方法についても相関方式から加算方式へと変わりました。ここでは相関方式の説明は省略し、現在行われている加算方式について説明していきます。加算(足し算)ですので文字通り足し算の合計で合否が決まります。当然合計が大きい人から受かっていくというものなのですが、何と何の足し算なのでしょうか。

(内申点)(学力検査の点数)で合否が決定します。

2016年05月19日

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