塾長ブログ
初心者のための埼玉県公立入試3
今回から調査書についてもう少し詳しく見ていきます。
埼玉県公立28年度入試調査書はこちら
学習の記録
学習の記録は評定と言われるものでその点数は保護者・生徒も知ることができるものです。3学期に渡される通知表の4列目(2期制ならば3列目)の数字がその学年の評定となります。
評定は通知表の1学期~3学期(前期・後期)の平均で付けられることがほとんどです。
平均で付けられるということは次の場合はどうでしょう。
1学期3 2学期3 3学期4
(3+3+4)÷3=3.3333… となりますのでほとんどの場合3となりますが、必ずしも3とは限りません。
この場合4になることもあります。同じ3でも4に近い3か、2に近い3かで変わってきます。3が2回続いたからもう4は無理だと思わずに、最後まであきらめずに頑張りましょう。
また、3だからと安心していると3,3,2で2ということもあり得るということです。通知表では3は安心できる数字ではないということです。また今の通知表は絶対評価で付けられるものなので3は真ん中ではないということも言えます。
定期テストではどうしても主要5教科(英数国理社)に目が向きます。しかし、評定は9教科であるということを1年の最初から意識しておいたほうが良いでしょう。後になってあの時もっとやっておけばとならないために提出物・授業態度にも気を付けたいところです。成績というと主要5教科にとらわれがちですが実技であっても5は5です。実技が得意という人は稼げるところでしっかり稼いでおきましょう。
「公立入試は入学してからすでに始まっている」ですね。
2016年05月23日